まさの知的好奇心(医学編)

あくまで個人的体験です。ここに書かれていることを実践して問題が発生しても私は一切責任を負いません。ご了承ください。

Category: 排尿障害

■交感神経α受容体遮断薬とは、交感神経のアドレナリン受容体のうち、α受容体に対して遮断作用を示す薬剤のことである。
主に高血圧、尿路結石・前立腺肥大による排尿障害などの治療に用いられる。

■α受容体
アドレナリン受容体のうち、イソプロテレノール感受性が低いグループをα受容体と分類した。内因性のリガントとしてアドレナリン及びノルアドレナリンが存在する。1型及び2型に大きく分類され、いずれもGタンパク質共役受容体である。

■α1受容体
Gq/11タンパク質結合型であれる。リガンドが結合すると、細胞内のホスホリパーゼCを活性化することによりイノシトールトリスリンさん(IP3)及びジアシルグリセロール(DG)の産出を介して細胞内カルシウムイオン濃度を上昇させる。α1受容体への刺激は血管平滑筋の収縮を引き起こし、血圧の上昇に関与する。

■α2受容体
Giタンパク質結合型である。シナプス前膜に存在し、神経伝達物質の遊離を制御する事故受容体として機能する。

畜尿障害には膀胱を広げる薬と排出路を閉める薬が有効である。膀胱を広げる薬は抗コリン作用のあるもので塩酸プロペベリン(バップフォー)、塩酸オキシプチニン(ポラキス)、塩酸フラボキサート(ブラダロン)、三環形抗うつ薬であるイミプラミン(トフラニール)などが用いられる。排出路を閉めるにはβ刺激薬である塩酸クレンブテール(スピロペント)、エストロゲン(プレマリン)、三環系抗うつ薬であるイミプラミン(トフラニール)などが用いられる。

■膀胱
・膀胱平滑筋
・膀胱上皮細胞
■膀胱知覚神経
■下部尿路神経
■中枢排尿制御
・仙髄二次求心性神経細胞ー側索脊髄被蓋路ー中脳中心灰白質(かいはくしつ)-橋青斑核複合体 青斑核α排尿中枢ー視床ー大脳皮質感覚野
■黒質ドーパミンニューロンーD1様受容体(排尿反射抑制)、D2様受容体(排尿反射亢進)
■橋排尿中枢ーGABA-A受容体ー排尿反射の抑制
■前頭前野、帯状回

下部尿路を支配する末梢神経には副交感神経の骨盤神経、交感神経の下腹神経、体性神経の陰部神経がある。3神経とも求心性、遠心性のいずれにも作用し、膀胱、尿道をそれぞれ支配して排尿を複雑に調節している。副交感神経が興奮するとアセチルコリンが放出され、膀胱平滑筋上のM3受容体を介して膀胱を弛緩させる。

交感神経が興奮するとノルアドレナリンが放出されα受容体を介して尿道括約筋を収縮させ、膀胱体部ではβ受容体を介して膀胱を弛緩させる。

体性神経が興奮するとアセチルコリンが放出され、ニコチン受容体を介して外尿道括約筋を収縮させる。

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